中学受験をすると決めたので勉強するのはわかってるんだけど、その他、またはその後やったほうがいい細かいことがあります。
新学期、4年生になってから夏休みまで、どんなふうに過ごしていったらいいのか、どうなっていたら理想なのかについて書いています。
この記事を読むと、4年生になってから夏休みまでにおこりそうなこととその解決法や、夏休みまでの過ごし方が具体的にわかります。
息子の中学受験を楽しくするため、受験に関する本を読みあさり講演会でも勉強をしてきた筆者が中学受験に関して情報発信しています。
「行き渋り」が始まったらどうする?
4年生新学期に入ると、学校の下校時刻が今までより遅くなります。
なので、塾に行く時間がギリギリになってしまうこともあります。
忙しくなるとまれに、塾への「行き渋り」が出てきます。
『頭が痛い、お腹が痛い、気持ち悪い』などぐずぐずするようになります。
本当に熱があるなら休みますが、「行き渋り」なら、頑張っていかせましょう。
本当の体調不良か「行き渋り」かは、お母さんが1番よくわかるはず。
もしここで休みを許してしまうと、2回、3回と休みが増えてしまいます。塾の授業にもついていけなくなるし、ますますやる気がなくなってしまいます。行ってしまえば帰りはケロッと帰ってきます。
行くまでが大変ということが5年生ぐらいまで続く場合があるので、そんな場合は親としてもふんばりどころです。
「行き渋り」の場合は原因を把握しておかないといけません。
・宿題が終わっていない
・勉強がわからない
・いじめられている
・友達がいない
・先生が怖い
親からのプレッシャーによるストレスが原因と言うこともあります。
例えばこんな言葉。
「〇〇君はこの前のテスト満点だったんだって。すごいね」
親としては深い意味は無いけど、子供には「満点を取らないといけないよ」と聞こえています。
「行き渋り」の原因に心当たりがない場合は、塾での様子を先生に聞いてみましょう。
お手伝いと学習習慣
おうちでのお手伝いは、学習習慣を身に付けるための予行練習になります。
勉強を特別なものとして捉える必要はないです。
暮らしの中の1部だと考えて、簡単にできるお手伝いをさせるといいです。
お手伝いをすることが、何かを習慣にする事を身に付けることに役立ちます。
お手伝いが勉強の息抜きになる場合もあるし、お母さんは助かるし、一石二鳥じゃないですか!!
洗濯をたたんだら、塾の算数の計算をやると言うような流れができたらいいですね。
計算練習の正しいやり方
4年生も低学年と同じで、漢字と計算の練習は毎日コツコツやることが大切です。
特に中学受験に出る計算や漢字は学校で習っていないものが出るので、繰り返し身に付けていく必要があります、
1週間分をいちどに全部やってしまうようなやり方はよくないです。
コツコツ毎日取り組んでいる子供のテストは、満点の確率が高いと言う傾向があるというデータがあります。
毎日歯を磨くけど1週間分まとめて歯磨きする人がいないように、計算も同じように毎日やらないと意味がありません。
初めて受けたテストの成績が良くなかったら
子供が塾や外で受ける大きなテストの結果は気になりますね。
成績表を見て、成績が良かった教科よりも悪かった教科の方が気になってしまいます。
でも、受験勉強は始まったばかり。
最初のテストの感想を、まずは聞いてみてあげましょう。
・結構緊張した
・難しい問題に時間がかかった
・回答欄を間違えた
などの反省点が本人にもあります。
そんな言葉をまずは親がきちんと受け止めてあげましょう。
悪い点を取ろうと思ったわけではありません。
子供なりに頑張ったはずだし、子どもは親の反応をみています。
きつい叱り方をするとどうなる?
学習意欲が低下したり、叱られることを恐れてうわべだけの学習をするようになってしまうことがあります。
「今回出来なかった問題は、次にできるようにやり直しをしようね」とふりかえることの大切さを教えてあげて欲しいです。
夏期講習には参加するべき?
夏期講習は、弱点補強や総復習をする、普段はできないことをします。
学習量は冬期講習・春期講習の2倍以上!特別な理由がないなら、参加しましょう。
でも。
遊んじゃダメってことじゃないよ!
楽しい夏休み、家族旅行も行きたいし、田舎のおばあちゃんにも会いたいです。
スケジュールをうまく組み立てて、家でのイベントも夏期講習もがんばり、充実した夏休みを過ごしてください。
夏休みにしかできない、親元をはなれての野外体験なんかもあります、行かせたいです。
野外体験と夏期講習が重なった日は、わが子は夏期講習をお休みしました。
夏期講習は参加したほうがいいけど、
他に予定があればその日はお休みする、くらいの気持ちに余裕をもっていいですよ。
さいごに
4年生新学期から夏休みまでにおこりそうなこととその解決法、夏休みの過ごし方についてお知らせしました。
楽しい新学期・充実した夏休みがすごせますように。