中学受験を決めて塾通いがはじまると出てくる悩みの1つに、他の習い事をどうするか?ということがあります。
楽しく通っている習い事を辞めさせたくないけど、中学受験勉強もちゃんとやってもらいたい。
けど、習い事があると受験勉強がおろそかになるのでは?と親が思うのはあたりまえです。
そこで、少しでも「これならできそうだね」となるような両立のヒントを提案します。
中学受験と習い事の両立について、必ず参考になるはずです。
【当ブログについて】 息子の中学受験を楽しくすすめるため、受験に関する本を読みあさり講演会にも足をはこび勉強をしてきた筆者が、中学受験に関して情報発信しています。習い事を続けながら、中学受験塾でも楽しく勉強をしています。
中学受験の塾通いと習い事の両立は難しいか?
中学受験の塾通いと習い事の両立ができるかどうかは、塾と習い事の時間の兼ね合いによります。
では、一般的に中学受験塾というのは、週にどのくらい行くものなのでしょうか?
中学受験塾って週何日いくの?
中学受験塾に通い始めるのは、3年生の2月、(中学受験界での4年生新学期)からという子どもが多いです。
4年生1月まではたいてい、週2回の授業に夏期講習や冬季講習は選択制だったりするので、時間に余裕があります。
なので4年生のうちはたいていは、大好きな習い事を続けていますね。
4年生の2月から、中学受験界では新5年生。
ここからしだいにに忙しくなっていきます。
週3日〜多いところでは週5日が塾、なんて場合もあります。
夏期講習や冬季講習は必須。
日曜日には学校説明会や模擬試験が入ってきます。
凄く忙しい・・・。
これでは、習い事を諦めるしかないのかな?と悩むのも無理はないよね。
必ずしも習い事をなくすのが良いとは限らない
でもちょっと待ってください!
習い事ってわが子の個性を伸ばしてくれる、わが子が大好きな事ではありませんか?
少なくとも、息子か通う習い事は、本人が好きで通っているものばかりです。
習い事を続けることで身につく力や未来への可能性ってたくさんあります。
そんな力や可能性を積んでしまいたく無いわけです。
そこでわが家では新5年生からの塾と習い事の両立について、息子と一緒に考え話し合いました。
続けるかやめるか、どんなやり方にするかは、最終的には息子本人が決定しました。
そんな息子の、学校から帰宅後の1週間を紹介します。
- 月曜日 習い事
- 火曜日 -free-
- 水曜日 塾
- 木曜日 習い事
- 金曜日 塾(40分間の個別指導)
- 土曜日 塾
- 日曜日 -free-
塾に通いながら習い事も続けています。火曜日は友達と遊んでいます。今後、freeの日曜日には模擬試験や学校説明会が入ってくる予定です。
息子の場合は、習い事を入れても週2日はfreeの日ができるので、歯医者の定期検診も行けて助かっています。
結局、習い事と中学受験塾の両立はどうしたらいい
子ども自身が習い事を辞めたいというのなら、それはそれでいいです。
子どもが、習い事も続けたいという場合は、親子でしっかり話し合って決めなくてはなりません。
それについては以下に書いてあります。
子供から「習い事は辞めたい」といってきたら
子どもから「習い事を辞めたい」と言ってきたら、それは無理に両立させる必要はないですよね。
塾との両立が難しいと本人が考え出した答えが『習い事を辞める』なら、両立することで既にいっぱいいっぱいなのかもしれません。
一度理由を聞いてあげて、『今までよくがんばったね、落ち着いたらまた習っていいからね』と認めてあげましょう。
子供が「習い事は続けたい」と言ってきたら
中学受験もしたいけど習い事は辞めたくない!
スケジュール的になんとかなるならそれはそれでいいです、応援してあげましょう。
でも、スケジュールが合わなかったら?
そんな時は、現在通っている塾のスケジュールを検討してみることをおすすめします。
スケジュールを紙に書き出してください。
スケジュールを動かせない絶対に続けたい習い事は据え置き、空いた曜日・時間に塾を入れられないかを考えます。
今の塾でスケジュールはなんとかなるけどいっぱいいっぱいの場合
習い事も塾もなんとか1週間に埋めることが出来ても、何も無い曜日や何もない日はたまには必要です。
4年生から続けている塾を今更変えたくないという気持ちもわかります。
そんな時は、塾の宿題を間引いてあげるといいですよ。
一斉に出される宿題の中には、完全に出来るのに時間を裂いて解いている宿題がありませんか?
そんな時間が惜しいので、リフレッシュの時間にしてあげてください。
習い事もリフレッシュの時間ですが、『何も無い時間・だらだらできる時間』が子どもは大好きだからです。
「それでは難関校に受からないわ!」と思うかもしれないですね。
習い事を続ける事で仲間の存在や人間的な心の豊かさがこれからも育っていくと思えるなら、志望校を1ランク下げて両立させるという方法もあります。
スケジュールがなんとかならない場合
中学受験も習い事も両立したいのに、どうしてもスケジュールがなんとかならない!
習い事の期限を決めて、○年生の◯月から中学受験が終わるまでは中学受験に集中する
という方法はいかがでしょうか。
習い事の先生に事情を話して、受験が終わったら習い事に戻してあげる。
頑張ったら習い事に戻れるぞ!と、子どものモチベーション持続にも役立つ場合があります。
習い事の期限は決めずに続けて両立したい、という場合
習い事と受験勉強を両立させるために、スケジュールが合う塾にかえる必要があります。
塾をかえるのは受験直前では厳しいのですが、3年生2月から基礎固めを頑張ってきている子どもなら、5年生で塾を変えても問題ないです。
例えばコロナが流行してからは、オンラインを活用した塾もぞくぞくと出てきています。
オンライン塾なら、天気や夜遅くなる事の心配はありません。
通塾時間が無いので、塾が終わってから家族と夕食をいただくことができます。
なおさら、外へ習い事に行くのが楽しみになりそうです。
塾によっては、対面授業とオンライン授業を選べる塾もあります。
実際、5年生の息子は土曜日は対面授業に行き、水曜日はオンラインで授業に参加しています。
水曜日は、4時50分からオンライン授業が始まり、7時40分に終了。
7時45分には一緒に夕食の時間です。
塾でいつもよりは遅い夕食でも、お弁当ではなく温かいご飯を食べさせてあげられるのって親としてはとっても嬉しいんです。
オンライン塾を選べば、習い事と受験勉強が両立できますが、両立する事には子どもにとって次のようなメリットがあるんですよ。
習い事と中学受験の両立にはこんなメリットがある
時間的にも体力的にも大変そうな、習い事と中学受験の両立には、こんなメリットがあります。
メリット①中学受験勉強の息抜きになる。
ピアノを弾いたり絵を描いたり、勉強から離れて気分転換!
メリット②集中力・忍耐力・精神力がつく。(習い事によりますが)
受験に必要な要素ばかりじゃないですか!
メリット③スポーツ系の習い事は体力がつく。
受験には体力が必要です!スポーツ系習い事で体力をつけておくのはいいですね。
このメリットを上手く活用して、中学受験との両立をさせてあげたいですね。
習い事を続けるための塾選び
中学受験と習い事を両立するために塾をかえるという提案をしました。
では、スケジュール管理が出来そうな、つまり両立できそうな中学受験塾はどこなの?
というご意見もあるかと思います。
大切なことは、習い事を今まで通り続けるために、時間調整ができる塾を選ぶことです。
受験勉強と習い事、忙しい小学高学年なので、『時間』というところで、【中学受験専門】プロ家庭教師の中学受験家庭教師ドクターがとてもおすすめです。
中学受験個別指導塾ドクター
時間を自由に使い、先生としっかり勉強したい人に向いているオンライン塾です。
受講曜日や時間を、先生と相談してからスタートできるので、習い事を続けたい人にはとってもおすすめです。
【中学受験専門】プロ家庭教師の中学受験家庭教師ドクターは専用のオンラインシステムで子供が問題を解いているその過程を見守ってくれます。
答えがあっているか間違っているかではなく、答えが出るまでの過程を見て、なぜ間違ったかを先生が把握できます。
これはまるで、個別の対面授業で見てもらってるのと同じです。
オンラインなのに生徒の手元が見えるようにした指導法で、解いている過程までしっかりみてもらえます。
曜日を自分で決められるところは個別塾の強みです。
さいごに
中学受験と習い事を両立するためには、時間と体力が必要です。
両立するためには、食事の時間を短くする・ゲームの時間を減らす・など何を選んで何を削るのかをハッキリさせることが重要になります。
中学受験するから習い事はできないと決めつけるのではなく、大好きな習い事を続けながら実現できる中学受験を考えてあげたいです。
そしてそれを家庭内でしっかり話し合ってください。
最終的には本人が決める、ということが大切です。
さいごまで読んでいただきありがとうございました。