ブルーライトを長い時間浴び続けた目は、負担がかかり疲れや視力低下を招くと言われています。
そのブルーライトを少しでもカットするために、日頃から心がけると良いことがあります。
今の時代、「パソコンやタブレットを見るな」とは言えないし、どうしたらいいの?
できることなら、少しでもブルーライトをカットしたり、目のために何かできることがあるならしておきたいよね。
息子の中学受験を楽しくすすめるため、受験に関する本を読みあさり講演会にも足をはこび勉強をしてきた筆者が、中学受験に関して情報発信しています。この記事では、パソコン・タブレットで勉強する子どもの視力低下を防ぐために出来ることがわかります。
視力低下を防ぐ方法
ブルーライトをカットする眼鏡をかける
ブルーライトカット眼鏡をかければ、目に有害なブルーライトをカットして、目への負担や刺激を軽減できると言われてます。
とはいえ、ブルーライトカットメガネをかけたからといって100パーセント目への負担を無くせるというわけではないので、そこのところも理解して、使用してください。
体の成長に眼の成長が追いつかないことがあり、視力が下がることがあります。
そしてちょうどそのころ、テレビゲームを始める子供が多いので、ゲーム=眼が悪くなると思われがちなわけです。
問題なのは、パソコン・スマホ・タブレットなどを至近距離で見ること。
液晶画面から発せられるブルーライトと目が近く、たくさん浴びてしまっていることです。
生活習慣を振り返ってみる
寝ころびながら本を読んだりスマホをしたりすると視力が低下につながります。
出来るだけ椅子に座り、本やスマホと目の距離は30センチ離す習慣をつけましょう。
ゲームのやりすぎも視力低下の原因になります。
「ゲームの画面から、ブルーライトという青色の光が出ていて、それが眼によくないんだよ」
眼科の先生の話から、初めて聞いたブルーライトという言葉でした。
パソコンの表示色をかえる
パソコンを使うときは、モニターに表示される色を調整してブルーライトをカットすることができます。
パソコンの設定を行う『コントロールパネル』の中の、『ディスプレイ』で、色の調整ができます。
この設定画面で『青』の光量を下げれば、ブルーライトがカットできます!
でもこれだけだと、ブルーライトはカットされるけれど画面は見えにくくなってしまうので、
他に、『赤』や『緑』の光量も調整して、見えにくい画面を見易いように調整してあげます。
ブルーライトカットシートを貼る
パソコンやスマホ・タブレットの画面に貼ると、ブルーライトを軽減してくれるフィルムがあります。
これにも注意があり、
フィルムによっては画面が暗くなりすぎて見えにくくなってしまった、なんて失敗が無いように、
見え方などを事前な確認してから使用しましょう。
フィルムは購入費がかかりますからね、慎重に。
目を休める
ゲームをするときブルーライトカット眼鏡をしていれば、スマホやゲームを長時間していてもいいのかというと、✖です。
ブルーライトカット眼鏡を掛けてスマホを見たりゲームをする行為は、眼に負担がかかっているという事実を意識するきっかけにはなります。
眼を休めるようになる、意識付けには有効です。
ゲームを連続でするのは20分くらいにとどめ、10分は遠くの緑を眺めたり目の体操をしたり、目を休めます。
タブレットに搭載された機能を使う
他に、可能であれば、スマホやタブレット自体にある機能を上手に利用し、画面からの負担を軽減させるというのもいいかもしれませんね。
night shiftという機能を使えば、端末のディスプレイカラーを夜の間、暖色系に変えてブルーライトをカットすることが出来ます。
これならきっと、早く眠りにつけそうです。
食品にも注目
眼のために、日頃意識して採りたい食品があります。
緑色野菜、卵、ブルーベリー、脂ののった魚、ナッツなど木の実、新鮮な果物など、毎日意識して食卓にのぼるようにしてあげたいと思います。
ブルーライトが子供達に与える影響
ブルーライトというのは、電化製品やOA機器から発生する電磁波で、青い色をした、目に見える光のこと。
科学的には、ブルーライトによって直接視力が下がるという事ではないようです。
物を識別するとき、人は物にあたって反射している光を見ています。
カメラのピントを合わせるように、水晶体を調整するさせて物を見ています。
直接ではないにしても、ですよ?
ブルーライトの強いエネルギーが網膜に到達して、目を傷つけてしまったり、物を長く見ようとして目のピントを合わせようと緊張します、
通常は伸縮している目の筋肉を硬直させ続け、固め、眼精疲労を引き起こす、という訳です。
ブルーライトをはね返すために、ブルーライトカット出来る眼鏡をかけるんだ、ということです。
子供の眼は、ブルーライトを長時間浴びていて、たくさんの負担をおっています。
負担を覆うだけでなく、ブルーライトには、体を目覚めさせてしまう働きがあるそうです。
どういうことかというと、夜遅くにスマホやタブレットをいじったりゲームをすると、体が目覚めてしまうので、なかなか寝付けなかったり、眠りが浅くなったりするというのです。
ブルーライトの浴び過ぎで、眼も身体も疲れて、頭痛や肩こりをおこす子供もいるというので大変です。
成長期の子供にとってブルーライトは、直接的に視力を下げる、というものではないです。
ブルーライトを浴びる⇒ 目に負担⇒ 頭痛や肩こり
というように、体内時計を乱れさせ、結果的に眼のトラブルを引き起こしてしまう、ということがわかりました。
就寝2時間前には、スマホやタブレット利用は控えたほうがいいです。
目に必要な光もある
ブルーライトについて調べていると、バイオレットライトという言葉に出会いました。
初めて聞く言葉で、ブルーライトのほかにも眼に良くない光がまだ存在するのか?と心配に思って構えてしまいました。
バイオレットライトというのは、太陽から注がれる光のことです。
バイオレットライトは、ブルーライトとは逆に、人間が浴びたほうが良い光のことです。
外遊びをたくさんする子供は、外遊びが少ない子供に比べて視力が良い割合が高い。
これは、バイオレットライトをたくさん浴びているから。
詳しくはこちらに↓
https://kids.gakken.co.jp/parents/news/jins02/
テレビで、バイオレットライトのことかな?と思う話題があがっていました。
どんなお話?
外遊びやお散歩を1日2時間くらいしましょう。太陽の光を2時間くらい浴びると、近視になるのを防ぐのに良い。というお話でした。
公園で思い切り遊んだりスポーツするのは、目にとても良いことなんですね
密集と暑さにきをつけて、太陽のひかりを浴びさせてあげましょう。
子供用ブルーライトカット眼鏡の選びかた
子どもが使う眼鏡なので、使用感や効果などを比較して、慎重に選びたいです。
ブルーライトカット率で選ぶ
ブルーライトカット眼鏡には、タイプが2つあります。
1.ブルーライトを反射させるタイプ。
2.ブルーライトを吸収させるタイプ。
反射タイプにはクリアレンズを、吸収タイプにはカラーレンズを使っていることが多いです。
カラーレンズの方が、クリアレンズよりもブルーライトカット率が高いので、カラーレンズのほうがいいようです。
※眼鏡のアイガンのブルーライトカットレンズは、ブルーライトを吸収するタイプなのに、レンズが透明です。
かけ心地で選ぶ
使っているめがねが自分の顔の形に合っていないと、ずれてしまったり疲れてしまうことがあります。
店舗で試しかけができるなら、鼻パッドが密着しているか?テンプルが耳にかかっているか?しっかり確認したいです。
丈夫さで選ぶ
行動範囲が広くなってきた小学生。
友達と公園で遊んだりスポーツしたり、生活の中でうっかり眼鏡を壊してしまうこともあります。
子どもが安心して使えるように、弾力性や復元性に優れた眼鏡を選んであげてください。
デザインで選ぶ
眼鏡を快くかけてもらうために、デザインも大切。
可愛いもの、かっこいいものなら、嫌がらずにかけてくれそうです。
ブルーライトカット眼鏡を選ぶときは、子どもと一緒に選んであげると、いいですよ。
どこで買えるの?子どものブルーライトカット眼鏡
最近は、Zoffやjinsというお値段も手ごろで、デザインもいろいろな物が置いてある眼鏡やさんが増えてきましたよね。
わが子はZoffで購入させていただきましたが、お店の方と直接話ができ、わからないことをわかるまで教えていただけるので、好印象でした。
そこまで本格的でなくてもいい、という方には、amazonや楽天市場でも買えるので、色々検索してみるといいと思います。
さいごに
もし、ブルーライトカット眼鏡を掛けずに、今のように毎日ゲームをしていたら、わが子の眼はどうなっていたんだろう・・・と考えると、怖くなります。
少なくとも、ブルーライトカット眼鏡を掛けさせていたことは悪いことではなかったと、子供にはブルーライトカット眼鏡が必要だと、確信しています。
子供には、運動をさせて太陽の光を浴びさせたり食事に気をつけたりしながら、ブルーライトカット眼鏡を忘れないようにしています。
スマホやタブレットと上手に付き合って、楽しく現代を生きていける大人になってもらいたいです。