共働きで忙しいけど、子どもの中学受験はできるものなのか?
中学受験するならどんなことを決めておけば安心か知りたい。
中学受験は親の受験とも言われるように、親も子どもの中学受験に時間を使います。
そんな悩みを解決するために、共働き家庭で中学受験を考えたい場合の最低限やるべきことをまとめました。
【当ブログについて】 息子の中学受験を楽しくすすめるため、受験や習い事に関する本を読みあさり講演会にも足をはこび勉強をしてきた筆者が、中学受験や習い事に関して情報発信しています。ここでは、共働き家庭で中学受験を考えている皆さんのお役に立てる記事を書いています。
共働きでとっても忙しい毎日ですが、忙しいからこそやらなければならないことがあります。
中学受験する場合、いつまでに何を決めたらいいのでしょうか?
中学受験を決める時期
中学受験界では、小学3年生2月からを受験勉強のスタートとしているのが一般的です。
共働き家庭では、低学年のうちは学童保育に入れている家庭も多いですが、その学童保育はたいていは低学年まで。
学童保育が終わるタイミングで塾に入れる共働きの家庭は結構あります。
なので学童保育が終わる前、中学受験界での新学期にあたる3年生2月までに決まっているとスムーズに受験勉強をスタートできます。
4年生になってから慌てないように少しずつ準備をすすめていきましょう。
中学受験すると決めたら考えること3つ
中学受験すると決めたら、いくつか考えなければいけないことがあります。
忙しいからと言って後回しにしては大変なことになってしまうので、受験すると決めたらまず、次のことを考えておきたいです。
1.お弁当のこと
2.塾選び
3.職場への根回し
この3つのことをクリアできるような中学受験のプランが必要です。
準備1.お弁当のこと
お弁当を作ることが出来るかどうかによって、選ぶべき塾もかわってきます。
通常、5年生から(早い塾では4年生から)はお弁当を持って通塾します。
午後5時頃からスタートし9時頃まで勉強する間の20〜30分間でお弁当の時間があるからです。
お母さんの仕事時間によっては、お弁当が作れない場合もあるかと思います。
中には、コンビニでお弁当やパンを購入して塾へ向かう子どももいるかもしれません。
個人的には、おうちで夕食をとれない塾の日なので、おにぎりでもいいからお母さんの手作りがいいなぁと考えています。
食べられる時間は短いから簡単なものでいいけれど、やっぱりママの手作りは嬉しいですよ。
仕事からの帰宅時間がお弁当作りに間に合わない場合は?
お弁当を作らなくても大丈夫な塾を選べばいいですね。
塾については次に書いています。
準備2.塾選び
中学受験は簡単ではないので、共働きでは不安になることもあると思います。
でも、家事に仕事にとがんばる親の姿を見せてあげることがプラスに働いたり、
子供自身でスケジュール管理ができるようになったり、子どもの自立につながる良い点もあります。
共働きをプラスに働かせるためにも、慎重に・親子ともに無理のない範囲で実現していけたらいいですよね。
塾選びに失敗すると親の負担も増加し、仕事との両立も厳しくなってしまいます。
では、どんなタイプの塾を選べば共働きでも安心して中学受験勉強ができるのでしょうか?
タイプ1.大手集団塾
首都圏で有名な大手集団塾だと、サピックス・四谷大塚・日能研・早稲田アカデミーあたりがあります。
先に書いた『お弁当』問題が解決出来るなら、各塾に問い合わせたり資料を取り寄せてみましょう。
秋から冬にかけて、体験授業や入塾テストを実施しているので、活用してみるのもいいですよ。
集団塾なので、授業の進み具合は他の生徒さんと同じで、出される宿題も同じです。
友達がたくさん出来て切磋琢磨できそうな反面、成績によりクラスが上下したり。
友達との関係が心配になるような雰囲気が無いわけでもないと聞いたことがあります。
友達関係などを気にしたくないなら、集団塾より個別指導塾orオンライン塾が最適です。
タイプ2.個別指導塾
個別指導塾は、それぞれの生徒に合わせた学習指導をしてくれます。
生徒1人に対して講師が1人付くコースや、生徒2人に対して講師が1人つくコースがあります。
集団のような一斉授業ではないので、苦手な部分を克服したい、基礎からやり直したい、などのニーズに応えてもらえます。
すぐ近くに講師がいるので分からないことがあったらその場で質問できるのがいいですね。
自分からは質問しにくいという子どもにはぴったりだね。
確かに。わからないのに恥ずかしくて質問しない生徒さんは結構いるので、恥ずかしがりやさんには個別指導がいいかもしれないね。
個別指導塾も、遅くまで勉強するとなるとお弁当が必要な塾もあるかもしれにので、確認をしてください。
集団塾にしても個別塾にしても、お弁当を作るのが難しい家庭ではどうすればいいのでしょう?
簡単です、お弁当を作らなくていい塾を選べばいいですよね。
お弁当を作らなくてよくて、しっかり勉強をみてくれるオンライン塾がおすすめです。
タイプ3.手厚いオンライン塾
自宅でのオンライン学習にしたけどいまいち勉強がすすまない、ということがないようにオンライン塾もしっかりと選ぶ必要があります。
”配信される動画を見るだけ” ”単に塾とつながっているだけ” というようなオンライン塾は入塾しても成績アップに期待できません。
どのようなオンライン塾を選べば良いの?
オンラインでも対面と変わらない授業とフォローをしてくれる塾です。
息子が通う塾は対面の日とオンラインの日があり、どちらの日も同じクオリティの授業が展開されています。オンラインの日でも、息子のノートやノートに書く問題の解き方が先生のパソコンに映るからです。映った解き方を見た先生が、その場で指摘やアドバイスをしてくれます。
息子の塾には入塾テストがあり新規入塾はできないのですが、面倒見が良くて息子の塾に似た【中学受験専門】プロ家庭教師の中学受験家庭教師ドクターは、生徒のノートがリアルタイムに見えるように書画カメラを使って授業をすすめています。
実は【中学受験専門】プロ家庭教師の中学受験家庭教師ドクターは、個別指導という形での塾とオンラインという形の塾の2タイプを展開しています。
どちらか迷ったとしても、オンライン⇒個別/ 個別⇒オンライン のように変えることもできます。
オンライン個別指導塾の評価を調べたところ、受講生から高い評価をもらっていました。
準備3.職場への根回し
中学受験をするのは子どもですが、中学受験のために親がしなければならないことがたくさんあります。
受験日までにやることもあるし、6年生受験シーズンはとても忙しくなります。
・学校説明会や学校見学会。
・公開模試の付き添い
・受験当日の付き添い
受験までの3年間
パンフレットや動画で感じる中学の印象と、実際に足を運んでみて感じる印象が同じとは限りません。
先日、気になっていた中学校の説明会に参加したのですが、こちらが質問したことへの答えによって、気になる中学校リストから外れてしまいました。行ってみないとわからないことがあります。
まずは親が気になる学校の説明会に参加します。
参加してみて、子どもにも見せたい学校なら、その学校の文化祭や学校体験などに連れて行ってあげて下さい。
公開模試の会場が気になる中学なら、(見学とまではいかないけれど)場所や校舎の中を確認出来ていいですよ。
学校説明会や見学会、公開模試は週末に行われることが多いので、週末に仕事がある人は調整が必要です。
受験当日
そして受験当日、これは1日だけではありません。
東京では2/1からスタートする中学受験は、2/1〜2/5に集中していて、1人が平均3〜5校は受験しています。
子どもの中学受験付き添いにまとめて何日か仕事を休まなければなりません。
有給休暇を取らせてもらえるように、早めに職場に申し出をしておきましょう。
場合によってはお父様にも有給休暇をとっていただき、協力して子どもの中学受験をバックアップしてもらいましょう。
まとめ
共働きでも中学受験ができるのか?という不安を抱えている方のためにまとめました。
お弁当のこと・塾のこと・職場のこと。
決めなければならないことを早く決めていれば、共働きでも無理なく中学受験を成功させることができます。
共働きの皆さんのお役に立てる記事であると願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント