学校選びは、受験には最重要項目なので、早いうちから情報収集につとめたほうがいいです。
どうやって?
情報収集にいいのは直接、学校説明会や見学に足を運ぶこと。
学校説明会に行くけど、どんなところを見てたり聞いたりすればいいのかわからないよ。
では、はじめて学校説明会に行ったとき見てくる、聞いてくるポイントを紹介します。
学校で配布される資料ではわからない部分のポイントです!
息子の中学受験を楽しくするため、受験に関する本を読みあさり講演会でも勉強をしてきた筆者が、中学受験に関して情報発信しています。
学校説明会で見てくるポイント
通学時間・交通手段・経路を実際に行って知ろう
6年間通うことになる学校です、通学時間はばかになりませんよ。
長すぎて疲れてしまうのもかわいそうだし。
4年生だと実際に通うのは3年後なので、体力もついて精神的にも成長しているので多少遠くても大丈夫かもしれません。
本当にわが子にとってぴったりの学校なら、
どのくらいなら時間がかかっても大丈夫なのか子どもと話し合い考えるといいです。
施設の充実度はどうか
様々な設備が充実していて魅力的な私立中学校ですが。
特に都心にある学校は敷地が狭いこともあり、学校によって違いがあるので、ひととおり見ておきましょう。
- 校庭のひろさ
- プールの有無
- 自習室
- 学食の有無
- 建物の耐久性に不安があれば校舎の建て替えや災害対策についてもチェック
授業・休み時間の先生と生徒の様子
説明会の後、授業を見学できるところもあります。
できれば授業の後の、休み時間をみてくるのが大切です。
休み時間は、先生と生徒の距離がみえる時間だからです。
廊下に貼ってある掲示物で学校の様子がわかることがあるんです。
掲示物?
最近構内で起きた事件に関する注意とか!細かいしつけに関することとか。学校新聞や成績の貼りだしなど、廊下は学校の特徴が表れている場所なのでみてくるといいですよ。
学校説明会できいてくるポイント
校長先生の話
これ、重要です。
学校のトップである校長先生の話が納得のいくものかどうか。
私学でも人事異動があるでしょ?入ったときには違う校長先生かもしれないじゃん?
でもさ、少なくとも今魅力を感じなければ、3年後に納得がいくことって難しいんじゃないかな。
・校長先生が語る、学校の教育理念に共感できるかどうか。
・現場の先生方がその理念のもとでイキイキと働いているか。
についてもとても大切なポイントです。
進学実績
大学の合格実績をどうアピールしてくるかは、学校の特色がでるところ。
大学の合格者数については、
- 卒業生数
- 現役合格者数
- 内部進学生 ※中学受験で入学した生徒のこと
の割合や、理系・文系の割合なども確認します。
入試情報
春の学校説明会では、その年に実施した入試の傾向と結果分析などを話してもらえます。
受験者数が増えたとか、実際に繰り上げ合格を〇名出したとか、どんな問題が出てどんな力がみえたとか、どんな間違いが多かったかとか。
これは学校案内には載っていない生の情報なんですよ!
その他
持ち物
・メモ帳や手帳を持っていくことが多いと思いますが、学校見学専用のノートを作ることをおすすめします。
リング形式のノートが、たためるし、膝の上で書いたり見学しながらメモできるのでとっても便利です。
・参加できなかったお父さんのために、スマホなどで録音するお母さんが増えてきていますが、必携ではないです。
・スリッパを用意してくれている学校もありますが、持参してくださいと案内に書かれている学校もあるので気を付けましょう。
その他注意点
- 学校説明会や見学には、予約が必要なことが多いです。学校ホームページなどで確認をしてくださいね。
- 実物の入試問題を配布してもらえるかもしれません。実物は書店では手に入らないので、大切に残しておきましょう。
- 友達と誘い合っていく場合は、自分では気づかなかった点や聞き逃した点を情報交換できるメリットがあります。反面、友達の印象や意見に左右されてしまうこともあります。
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