中学受験するのに、塾に入るか自宅学習にするか迷ってますか?
自宅学習で中学受験勉強ができる子どもにはそれなりの特徴があります。
この記事では、自宅学習のメリット・デメリットや自宅学習できる子どもの特徴を紹介します。
息子の中学受験を楽しくすすめるため、受験に関する本を読みあさり講演会にも足をはこび勉強をしてきた筆者が、中学受験に関して情報発信しています。わが子が塾なしで中学受験に挑戦できるかどうかを考えるとき、この記事が必ず参考になるはずです。
塾なし自宅学習のメリット
お金(塾代)がほとんどかからない
中学受験するとなれば、受験生の約80%はどこかしらの塾に通っています。
塾では当たり前ですが毎月、塾代がかかります。
かかる金額は塾によりさまざまです。
私立中学を受験するのか,公立中学を受験するのか、受講コースによっても金額は変わります。
塾代の相場は・・・
低学年では、一般的に2万円~3万円前後、高学年になると3万円~5万円程度が相場になります。
受験直前講習なども含めると6年生が一番費用が高くなります。
常陽銀行のサイトよりhttps://www.joyobank.co.jp/woman/column/201512_03.html
無事合格して中学に入学してから大学卒業まで、かなりの学費がかかります。
出来ることなら塾代はおさえたい、無くしたいと思うのはとくべくな事ではないです。
自宅学習なら、塾代はかかりません。
受験勉強に必要な参考書や模擬試験代がかかりますが、毎月ではないし塾代に比べたら、グッとコストを下げることができます。
時間の節約ができる
①通塾時間の節約
対面式の塾に通うとなると、塾までの時間がかかります。
小学高学年になると、学校からの帰宅時間が4時近くなることがあるので、
4時半から、5時から、と早めにスタートする塾には休む暇もなくバタバタと通うことになります。
自宅学習なら通塾時間は無いので、その分ゆっくり休憩できます。
学校の宿題も終わらせる事が出来るかもしれませんね。
②交通費の節約
塾が家から近ければ、徒歩や自転車で通塾しますが、遠い場合は交通機関を利用します。
当然、電車やバス代がかかります。
自宅学習の場合は交通機関を利用しないので,交通費は0円です。
③テキスト代の節約
塾で使うテキスト代は、毎月の塾代とは別に学年の初めに支払うことが多いです。
塾で指定のテキストで、結構な額だったりしますが、
自宅学習では、テキストの選び方によっては塾より節約出来るかもしれないです。
塾の時間にスケジュールを左右されない
対面式でもオンラインでも、先生や他の子供たちと一緒に学ぶ場合、塾の曜日と時間は決まっています。
曜日と時間が決まっているので、重なった他のお稽古を別の曜日にいどうさせたり、諦めたり、結構悩みます。
家庭学習なら、お稽古の時間はそのままで、お稽古以外の時間に学習できます。
突然の用事が入っても大丈夫。
勉強する時間は自分で決めるので、他にやりたいことがあればスケジュールは自由にかえられます。
塾なし自宅学習のデメリット
塾なし学習は費用面のメリットが大きいとわかったところで、デメリットをみてみましょう。
学習計画を自分で立てなければならない
塾では、『いつまでにここまで終わらせる』『6年生夏休みから志望校の問題を解く』など、学習計画を出してもらえます。
毎日の課題として『次の塾までにこれだけ』という感じにだしてもらえ、『塾で出された課題=受験勉強』ということに。
家庭学習では、出される課題がないので自分で計画を立てなければならず、小学生には大抵は難しいところです。
学習習慣をつけるのが難しい
毎日のスケジュールは自由に動かせますが、『明日でいいか』と勉強を後回しに出来るのも事実です。
課題の提出日も決まっていないため、ずるずる・だらだら勉強してしまうかもしれません。
学習習慣がつくかどうかは、子どもによりそうです。
勉強の相談や質問が出来ない
問題を解いていて理解できない時は困ってしまいます。
参考書を広げて探しても、YouTube動画でさがしても、ピンポイントでの解説がみつかるかどうか・・・
塾のように、直接先生への質問が出来ないというデメリットがあります。
自分の学力がどのくらいか把握しづらい
塾では、週一回のミニテストや月一の少し大きいテストを実施していりことが多いです。
これは、習った範囲をどれくらい理解できているかを把握するのに役立ちます。
自身の学習がどのくらい理解できているか・定着しているか、を把握しづらいのも家庭学習の厳しいところです。
受験に関する情報が得られにくい
受験するためには、受験の情報収集は大切です。
調べなくても受験のノウハウみたいな情報をたくさん得られる塾に比べ、家庭学習では情報量が乏しくなります。
教えてくれる人はいないので、自分で探す必要があります。
受験生は勉強で忙しいので、探すのは親ということになります。
結果的に、『→親の負担が大きくなる・モチベーションが維持できない』となりがちです。
あなたの子どもは塾なし自宅学習できるタイプ?
塾なし自宅学習と塾あり学習の違いを、メリット・デメリットからみてきました。
果たしてわが子は塾なし自宅学習で中学受験にのぞめるタイプなのか?
塾なし自宅学習で中学受験にのぞめる子というのはつまり、デメリットを克服できる子ですよね。
①既に学習習慣が身に付いている子。
②学習計画を自分で立て、(親と一緒に、もいいですね)実践できる子。
それから、
③情報収集など勉強以外の部分で親が力を注げること。
これらをやっていけそうな子どもであれば、経済的なことを考えると塾なし自宅学習の中学受験はすすめることができます。
塾なしに近いメリットを手に入れて勉強する方法
残念ながら塾なしでは無理そうだ・・・と落ち込むのは早いです。
0円とはいかないけど、有名な中学受験塾に通うことに比べ、コストをかけずに勉強する方法はたくさんあります。
オンライン塾を活用する
やっぱり時間が決まっていて先生がいないとダメだという子どもには、オンライン塾がいいですよ。
息子はオンラインを活用していますが、時間が決まっているので休むこともないし、パソコン向こうに先生もいるので安心してオンライン授業を受けています。
オンライン学習塾でも特におすすめなのが、子どものノート・手元が先生に見える書画カメラを活用した授業です。
書画カメラでは問題を解く過程からしっかり見てもらえます。特に算数では、解く過程を求められる中学もあるので、オンラインで解く過程を見てもらえるのは本当に助かります。
書画カメラをつかったオンライン学習塾オンライン家庭教師マナリンク では、マナリンク専用のアプリを使って先生と密に連絡が取れるような工夫がとられています。
無料体験を行っているので、問い合わせしてみるといいですね。
その他、家庭学習でリーズナブルなオンライン学習塾はこちらです。
・子どもの学習履歴をデータベース化し、AIを活用してカリキュラムを作ってもらえるオンライン個別指導塾Wam は、日常学習のサポート~超難関受験対策まで 幅広く対応しています。
書画カメラは利用していませんが、時間が決められて先生と時間を共有できるので、質問もしやすいです。
・大学受験で有名な東進ハイスクールの小学生版があります。
四谷大塚とコラボしたオンライン塾で東進オンライン学校 小学部 といって、テキストは四谷大塚のテキストを使って勉強します。
テキストだけでなく、月例テストなんかも四谷大塚と同じように受けられて、自分の学力を把握することができます。
さいごに
中学受験の学習方法について、
メリット・デメリット、家庭学習でも中学受験出来ることと、出来ない場合の対処法をお伝えしました。
塾に入れば受かるわけではない中学受験。
なるべくコストを抑えて無駄のない勉強を頑張って欲しいですね。
さいごまで読んでいただきありがとうございました。
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